基礎知識
なぜ安全志向?
マニュアルの目的
本マニュアルの主な目的は,『ソウルハウンドIII』において事故のない安全な潜行を実現するうえで重要な行動をなるべく具体的に明示し,各プレイヤーの安定的な記録更新および技術向上に供することです.このために,具体的に次のことを目標としています:
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老衰できるようになる: どんなに素早い操作が可能になっても,潜行速度はすぐに頭打ちになります.一方,(潜行距離比での)事故による死亡率は長期にわたって理論上は際限なく改善することができます.そこで,まずは事故の発生を可能な限り抑えられる安全な潜行方法を提示します.速度もいずれ大事になりますが,ここでは二の次です.
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判断する頻度を下げる: 判断するからこそ操作や行動を間違えることになりますし,判断するからこそプレイヤーは疲れます.本マニュアルにおける指針は,可能な限り条件分岐のないように提示されます.
以上の理由から,本マニュアルは対戦用『ソウルハウンドIII』のための参考になるとは限らないことに注意します.
なお,アチーブメントのコンプリートは本マニュアルの目的に含めていませんが,特に「冥府への回帰(深さ 1000 mに到達する)」・「冥星の特権(セカンドチャンス〔残機〕を 6 回保有する)」・「地獄さんぽ(死なずに 600 m潜る)」は,安全性の向上によって結果的に達成されると思われます.これらの達成を目標としても構いません.
マニュアルの読み方
本マニュアルは特に,ゲーム中で発生した事故に即座に対処しようとするプレイヤーを読者として第一に想定しています.そこで,参照性を保つために,本マニュアルにおける指針は,各項目のはじめに短く提示されています.各項目は(互いに参照しあうことはありますが)基本的に独立に書かれていますから,読みたい項目へすぐに目を通すことができます.
指針の根拠や必要な用語の定義は,その直後の解説や基礎知識「ゲームの仕組み」などにまとめられています.ただし,これらの部分や項目は必要に応じて参照されるべきもので,すべてを頭から通読されることは想定していません.特に,そのとき必要な情報を得るために(都度)マニュアルを最初から読むことは推奨しません.マニュアルの構成や配列は,内容の論理性を保つためのものであり,必ずしもゲームの理解の道筋と同じであるとは限らないことに注意します(その意味で,基礎知識「ゲームの仕組み」は恐らくマニュアルの中で一番読みにくいのではないかと思われます).
記録を伸ばすために
まずは次のことから順に始めるのがよいと思われます:
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慎重であれ: 事故死すると,単にそのときの寿命を消費するばかりか,その後に寿命を回復し維持できたであろう生存時間をも失うことになります.犬の残機は最大で 10 個です.潜行速度をどれほど落としてでも事故を避けて老衰を目指すことは,特に記録の伸ばし始めにおいてはとても重要なことです.ゲームの状況に慎重であり続けてください.
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鉄則を守れ: まずは一般指針の 5 つの鉄則を読んで,上から一つずつ実践しましょう.これだけでも,基本的な事故である圧迫による死亡率をぐっと下げることができるでしょう.特に「直下」と「屋根裏」の鉄則は守るのが一番簡単な指針です.ステージやエリアの細かい話は,ある程度慣れてきてから始めましょう.
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愚形を踏むな: 調子がついてきたら,愚形に関する指針もいくつか見てみましょう.鉄則よりは複雑で,わかりやすく事故死亡率を下げてくれはしないかもしれませんが,小さなミス(ヒヤリハット)を徹底して起こさないことも安全な潜行のためには重要です.このゲームにおいては,際どい魅せプを繰り返す人が上手いのではありません: 堅実に動いて事故を起こさない,つまり下手なことをしない人が上手いのです.
技術が上達してくると,本マニュアルのものより良さそうな自分向きの指針を発見することもあるでしょう.その場合は,本マニュアルのことは気にせず,そちらに従ってください.所詮,指針は指針であり,本マニュアルが記録を伸ばす方法として最善であるとも絶対であるとも限りません.我々プレイヤーの目的は,まずひとつに,とにかく記録を伸ばすことにあります.本マニュアルが,その長く深い旅路を支える一つの助けとなるのなら,これより大きな喜びはありません.